0歳児の成長発達
胎児の時期を経て、誕生した赤ちゃんは、1年間のうちに目まぐるしい成長をして行きます。
その成長、発達を大まかに説明していきますので、「この時期には、こんなことが出来るようになるんだ!!」という気持ちで読んでみてください。
胎児の時期
お母さんのお腹の中にいる時期です。
まず、赤ちゃんは「卵子(らんし)」と「精子(せいし)」が出会って出来ます。
この出会いを「受精(じゅせい)」言い、ここからが妊娠のスタートです!
受精した卵子がママのお腹の中の「子宮(しきゅう)」っていう場所にくっついて、そこで赤ちゃんが育つ準備が始まります。
最初はほんの小さな細胞だけど、少しずつ分かれて増えて、体のいろいろな部分ができていきます。
例えば、頭や手足、心臓、目などが少しずつできてきます。ちなみに最初にできる臓器は、心臓です。
また、赤ちゃんは「羊水(ようすい)」という液体の中で守られながら、ママの栄養をもらって大きくなっていきます。
赤ちゃんが大きくなるにつれて、ママのお腹もどんどん大きくなってきます。
だんだん赤ちゃんが動いているのをママが感じられるようになることがあって、これを「胎動(たいどう)」って言います。
赤ちゃんはお腹の中でくるくる動いたり、しゃっくりをしたりしていることもあるんです。
赤ちゃんがお腹の中で十分に大きくなったら、いよいよ出産の準備が始まるよ。赤ちゃんが「そろそろ外に出たい!」ってなると、ママのお腹がキューっと痛くなることがあるよ。これを「陣痛(じんつう)」って言うんだ。陣痛がだんだん強くなってくると、ママの体が赤ちゃんを外に送り出す準備をしているんだよ。
### 5. **赤ちゃんの誕生**
赤ちゃんが生まれるとき、ママのお腹の中から「産道(さんどう)」っていう道を通って外に出てくるんだ。産道は赤ちゃんが外に出るための特別な道だよ。赤ちゃんが外の世界に出てきたら、泣き声をあげることが多いんだよ。それは、赤ちゃんが「元気だよ!」って教えてくれるサインなんだ。
### 6. **生まれたあとのお世話**
赤ちゃんが生まれたら、へその緒を切って、ママやパパと赤ちゃんが一緒に過ごす時間が始まるよ。ママは赤ちゃんにおっぱいをあげたり、オムツを替えたりして、赤ちゃんが健康に育つようにお世話するんだ。最初は小さくて泣いてばかりだけど、少しずつ大きくなって、笑ったり、寝返りをしたり、どんどん成長していくんだ。
ママと赤ちゃんの9か月間の冒険が終わると、次は赤ちゃんと一緒に楽しい毎日が始まるよ。
・受精卵は細胞分裂を繰り返しながら大きくなっていきます。
・細胞分裂をして、臓器が作られます。最初に作られる臓器は心臓です。
・細胞のリズムは、およそ24時間というリズムで機能していて、これが体内時計になります。
・受精卵は子宮の中で、およそ38週かけて成長していきます。産まれるときには身長が50cm、体重がおよそ3kgほどの大きさになります。
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生後0〜2ヶ月頃の時期
生後3〜4ヶ月頃の時期